保定装置(リテーナー)にはどんな種類がありますか?

保定装置(リテーナー)は大きく分けて取り外し式と固定式に分かれます。主流は取り外し式ですが、歯の後戻りを防止するという意味ではどちらも同じです。最近は透明な部品を使った目立たない保定装置(リテーナー)も増えてきました。
当院では基本的には透明で目立たないマウスピースタイプのリテーナーを使用しています。

リテーナーの種類

  • 1ベッグリテーナー

    取り外し式の保定装置で、裏側がプラスチック、表側が金属のワイヤーです。ポピュラーな保定装置で歯の移動を防ぎ、後戻りを防止します。ワイヤーが歯全体にかかるのが特徴です。

  • 2ホーレーリテーナー

    取り外し式の保定装置で、ベッグタイプリテーナーと同様、裏側がプラスチック、表側が金属のワイヤーです。ベッグタイプと異なるのは、ワイヤーが前歯部分にしか無い点です。主に前歯部の後戻りを防止します。

  • 3QCMリテーナー

    取り外し式の保定装置で裏側がプラスチック。一部ワイヤーを使用していますが、前歯部分のみ透明で目立ちにくくなっています。

  • 4クリアリテーナー(マウスピースタイプ)

    取り外し式の保定装置で、透明なプラスチックのマウスピースです。透明なので保定装置が目立ちにくくい特徴があります。東京八重洲矯正歯科では主にこちらのタイプのリテーナーを使用しております。

  • 5リンガル リテーナー

    固定式の保定装置で歯の裏側に接着します。ワイヤーは裏側なので保定装置があまり目立ちません。主に前歯のガタガタの後戻りを防止します。